クールビズの味方 「スーツは必ず上下で着るもの?」前篇



















梅雨に入るか入らないかというところで一歩足止め。
初夏の蒸し暑い日が続きますね!
とはいえ、これから梅雨は間違いなくやってきます。
汗や雨の日の湿気はスーツの大敵!
梅雨に入ったら、合間の晴れた日をうまく活用して、スーツや靴を「陰干し」していきましょう。スエードの靴も忘れないようにしたいですね()

6月に入り本格的にクールビズ期間に入りました。
ステッラメンバーの皆さんにはジャケパンスタイルも浸透して、我々も思わず唸ってしまうようなスタイリングも見受けられるように
とは言え、そんなメンバーの皆さんも毎日ジャケパンかというと、そこはやはり上下スーツにノータイというスタイルが主流。

それならと考えるのは、
「スーツを上下でバラして使えるのか?」ということ。
答えはもちろんYES
上下揃いで、ジャケットやパンツ単品で、とコーディネートの幅をグッと広げてくれます

ただし、「どんなスーツでもコレをやっていいのか?」
というと、それはNO
重要な点は、如何にスーツをバラして着ているように見せないか!
具体的にはジャケットやパンツを単品で使った際に、適度なカジュアル感と軽快感を演出できるかどうか。
これを満たす為のポイントは3つ。
「素材感」と「サイジング」と「柄」です。

まず一番重要となるのは「素材感」。
表面がツルっとしたスムースな素材感では、
「スーツの上着をそのまま使っていますよ」と喧伝しているようなもの。
フレスコ調のザックリとした織りのものや、リネンや三者混のような表面感の出る生地が望ましいですね

次に「サイジング」。
スーツのサイジングをそのままジャケット単品使用にも持ってくるとジャケパンスタイルの「軽快感」が出ません。
特に気をつけないといけないのが着丈。
スーツとしてクラシックな着丈はジャケパンスタイルでは少し重たく見える場合があるので、気持ち短くするのがオススメ。
ただし近年のトレンドに伴い、スーツの着丈を短めにしている場合除きます。
また体型によっては単純に着丈を短くするのが全体のバランスを損ねる事もあるので注意が必要!
サイジングついては、スタッフにお気軽にご相談くださいね

最後に「柄」。
細ピッチのピンストライプのようなスーツの定番柄は当然避けましょう。
カジュアル感のあるチェック柄は、最適解の一つですね

では、上記の点を守れば全てバラして着用できるのかというと、そう簡単な話でもありません。
ジャケット単品や上下使いには適していても、パンツ単品では少し難しい生地もあったりと、生地によって「特性」や「見え方」も様々。
画像はリネン100%のセットアップスーツ。
非常に爽やかで夏にピッタリのスーツですが、バラした時の使い易さは果たして?
次回は、生地毎の特性をご紹介していきます
どうぞお楽しみに




STAFF

大東 陽 店長
大東 陽

森田 伊織 スタッフ
森田 伊織

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