2018.07.02
「スーツは必ず上下で着るもの? 」編
今年は梅雨らしくないなと思っていたら、明けてしまいました…。
とはいえ、この時期の雨は作物にとっては必要なもの。
適度に降って欲しいものです。
それではさっそく続きにまいりましょう♪
前回の分を踏まえて、セパレートに適した生地をさがしていきます。
※6/4分の「スーツは上下で着るもの? 上」も合わせてお読みください。
まずは「ジャケット生地」。
元々単品使いが基本ですから、上着としての説明は必要ありませんね。
上下揃いで着る際の注意点は、生地の特性上カジュアル感が強くなる点。
さらに、使用が想定されていないパンツの耐久性の点でも注意が必要!
基本はジャケット単品で使用して、時折上下揃いのセットアップスーツとして使いましょう☆
スーツもジャケットもある程度揃っている上級者向きの仕立て方ですね!
次はセットアップスーツの代表格である「三者混」。
(ジャケット生地にも三者混はありますが、セットアップ用として話を進めます。)
三者混はたとえ無地だとしても生地に表情があるものが多く、耐久性とは別の意味でパンツは他のジャケットと合わせるのが少し難しい。
こちらもジャケット単品、上下での運用が基本となるでしょう!
しかし、上にジャケットを羽織らない「シャツ + パンツ」のスタイルであれば、軽快感・清涼感共に最適なパンツと言えます。
三者混は生地に表情もありノータイもサマになる!
夏のオシャレなスーツとして、最適なことは間違いありません。
ですが、少し「オシャレ過ぎてしまう」というのもまた事実でしょう。
職場で普通のスーツのように着られるかというと、現状では少し「見極め」が必要。
そんな事が気にならなくなるくらい、普及して【欲しい・させたい】スタイルではあります!
最後はスーツ生地の中から探してみましょう。
数はそれほど多くないですが、セパレート使いに適した生地はもちろんあります。
スーツ用の生地ですから、パンツの耐久性にも問題はなくスタイリングの幅はグッと広がりますよ。真っ先に名前が上がるのは、CANONICOの「RUSTIC」とEDWIN WOODHOUSEの「SUMMER COMFORT」。
フレスコ調のザックリとした素材感は、ジャケットのメッシュにも似た雰囲気で、上着単品使いでの問題もクリア☆
上下揃いで着用した時のカッチリ感(それはもちろんスーツ生地ですから)!
ジャケット生地や三者混では課題だったパンツの使い易さ。
「スーツをバラして使えるのか?」に見事に応えた生地と言えるでしょう☆
生地には様々な特性や色・柄もありますから、すべてが一律に当てはまるわけではありませんが、セパレートして使えるオシャレなセットアップスーツが欲しくなったら、お気軽にご相談ください♪
そういった話が大好物なスタッフが揃っていますので☆
陽