2019.12.09
男のロマンを詰め込んだ服地
男心をくすぐる二大ワードと言えば?!
「ヴィンテージ」と「ミリタリー」といったところでしょうか?
そんな二大ワードを内包する生地がステッラで人気急上昇中♪
まあ、私が紹介しまくっているからではありますが(笑)
本日紹介するのは、こちらのコットン生地☆
「SPINKER DRILL」
第二次世界大戦中、アフリカ大陸を本拠とした英国軍は砂漠の気候に耐えうる衣服を必要としていました。
マンチェスターにある織物業者が通気性に優れ断熱性がある綿の布地を開発しましたが、
戦争が終わると同時にその布地の製造は中止に。
そして現在、イタリアのLARUSMIANI社が技術的なノウハウを忠実に再現して製造。
〜かつて英国軍が〜
〜生産が終了したものを忠実に再現〜
男の子が大好きなワードがびっしりと詰め込まれていますね♪
あとはこの「織ネーム」
フォントやデザインのプチダサいところもヴィンテージ感の演出に一役買っています(笑)
ちなみにDRILLというのは切削機の事ではなく、織物の名前。
簡単に説明すると、太綾の織物でデニムより軽くしなやかで通気性・断熱性に優れた生地といったところでしょうか!
古着好きの方であれば、ドリル生地を使った英国軍のデッドストックを見た事があるかもしれませんね。
もちろん、軍用に開発された物ですから耐久性も抜群!
通常コットンは着込んで退色してくると、安っぽくなる傾向にありますが
生地表面の凸凹が着込むほどに表情豊かなアジを出してくれそうです☆
紹介したヴィンテージ好きのお客様にも刺さるものがあったようで!
U氏は「洗いざらしで着てもカッコ良さそうやな」
と言いながらベージュでシャツを仕立て、
T氏は「この少しくすんだオリーブがたまりません」
とセットアップスーツをご注文。
仕上りだけでなく、経年変化も追いかけてみようと思います♪
現在は復刻された物でもいつかはこの服地が本物のヴィンテージになる日がくるかも知れませんね☆
陽