2020.01.20
コートに悩む冬
今年の冬はまさに暖冬。
北日本では雪が降らず北海道の雪祭りも道中から雪をかき集める事態のようで、
銀座の街を歩いていてもコートを着ずにスーツだけのサラリーマンを多く見かけます!
とは言え、この季節にスーツ一枚で過ごすのは寒々しい…
では、「どんな生地でコートを仕立てるべきか?」
冬用の厚手のコートはもっているけど、今年のような暖冬に着るには少し暑いという声をよく耳にしました。
確かに電車内など、暖房がガンガン効いているところでは少し汗ばむこともあります。
そんな時に活躍するのが、CANONICOの「Covert 21μ」
ステッラのインスタをチェックしているメンバーの皆さんはすでにご存知ですね!
色違いを含めやたらと紹介しましたから(笑)
では、この「21μ」ってなに?
21μというのは、皆さんも馴染みの深い「super(スーパー)」表記にすると…
「Super50‘s」
これだけ聞くと「ゴワゴワ」していそうな印象を受けてしまうかも知れませんが、そんな事は一切ありません!
たまに勘違いしている人がいますが、「Super」表記というのは、原毛の細さであり = 糸の番手ではありません。
「21µ」を使用し、どんな糸でどんな生地に仕上げるかというところがミル(生地メーカー)の腕の見せ所なわけです!
つまり、この生地は敢えて薄さや軽さは追求せず、「ハリ・伸縮性・ドライタッチ」な仕上がりに重点を置いた生地という事になります。
ふっくらと目の詰まったキャバルリーツイルは、カントリー調な色合いも多く、ブラウンやカーキなどが特に人気!
こうして仕上がったコートは見た目以上に暖かく、今年のような気候であれば冬でも十分着用できます。
梳毛生地で程よく軽快でスポーティな見た目なので、春先や秋口などに羽織ってもちょうどいい♪
まさに今の時代にうってつけのコートかも知れません☆
陽