先週は何を着たらいいかわからないなんて言っていましたが、訂正します。
もう冬物を着ましょう！
もちろん当日の気温との相談ですが、フランネルを着ていてもおかしくない気温が続いています。
仕上がってきた冬物はどんどん着ていきましょう♪

本日の仕上がりは、グレーフランネルとグレンチェック、人気者同士の組み合わせ☆
グレンチェックと聞くと、少し上級者向けな気がしてしまいますよね。
画像を観て、柄に違和感がありませんか？
そうです！明らかに柄が大きいですね！！
通常、柄が大きくなると往々にして「派手な印象」に映るものです。
見本帳で見た時は確かにそう思いました。
そして、もう一つの違和感の正体。
仕上がってみたら、思ったより派手に見えない？
もちろん、地味ではないですがこれは面白い結果でした☆

グレンチェックは、千鳥格子とヘアライン（細い線）の格子を組み合わせた柄。
一見地味そうに見えますが、細かい柄の集合体的な要素があるので情報量が多く、
「上下のスーツ」や「３ピース」として仕上がってくると派手な印象になります。
上の画像は、以前紹介した梳毛生地の正統派なグレンチェックのオッドベスト。
ベスト単体やジャケットの下に差し色・柄にするにはピッタリですが、
こちらがスーツになったところを想像してみてください。
柄のオンパレードで、途端にハードルが上がる気がしますよね。
※画像は光で柄が少し飛んでいますが、実物ははっきりとした線です。

そこで、意外に使い易い「フランネル大柄グレンチェック」の特徴を考えてみました。
大柄になった事により単純にチェック（格子）の数が減るという事。
フランネルの起毛感が線をぼやかしてくれる。
このぼやかし効果は非常に高く、着ている本人はばっちりチェックを堪能できますが、
数メートル離れると「ん？柄物？」くらいの認識しかできません。
街ですれ違う人から、派手過ぎて二度見されてしまうような事はないでしょう♪

チェック柄に挑戦したかったけど、躊躇していたステッラメンバーの皆さん。
あたたかみもあり、使い勝手もよくしっかりお洒落！
何かニンニクヤサイマシマシアブラトリプルみたいですが（笑）
全部乗せの「大柄グレンチェックのフランネルスーツ」
いかがでしょうか？

店長　陽